さぽろぐ

写真・芸術  |札幌市中央区

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2004年09月23日

拡大実験

DSC_7120k400.jpg

水滴をもっと大きく撮れないかと、いろいろ考えた。
クローズアップレンズをつけても、そんなに大きさが変わらない。カメラ雑誌を眺めていたら、マクロレンズに中間リングをつけて撮っているのがあった。
そうか、中間リングだ。ニコンのカタログで調べたらかなりの値段。うーん、と考えていたら、そうだ、中間リングじゃないけど、昔使っていたテレコンバージョンレンズがあった。これはレンズとカメラのあいだに挟むと焦点距離が2倍になるというモノ。
さっそく、使ってみることに。ものは試し。
すると、12ミリ位のモノが画面一杯に写せることが分かった。もちろん、絞りもシャッター速度もマニュアルになるけど。
DSC_7128k400.jpg

上がこれで撮った十円玉。下が今までのノーマルの90ミリマクロレンズで撮ったもの。かなり大きく撮れる。
ワーキングディスタンス(カメラと被写体の距離)はほとんど変化なしで撮れる。

DSC_7140k400.jpg

DSC_7278k400.jpg

で、天気が落ち着くのを待って、紫御殿の葉のあいだにたまった水滴を撮ってみた。とても暗かったのでISOを400にし、絞りは2,8(露出倍数がかかるのでF4相当)シャッター速度を20分の一から少しずつ変えて、これは5分の一秒くらい。三脚を使ったけどシャッターを手で押したので、ぶれがある。それとピントを合わせるのに、拡大ファイインダーが欲しいところ。

DSC_7284k400.jpg

花が一つ咲いていたので、撮ってみた。ピントを合う範囲が1ミリもないので、こういう立体のモノはピントをどこに置くか難しい。これが一番見やすい。
まあこれ以上の接写は被写界深度と手ぶれとのたたかいになるし、マクロ90ミリでしっかり撮って、それをトリミングした方が、きれいかも知れない。

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Posted by Sorin at 20:36│Comments(11)写真/雑感
この記事へのコメント
きりのない世界ですねえ。ひたすら感心。
Posted by kuronekokotoshan at 2004年09月24日 07:06
こんなにアップでもきれいに撮れますね。研究するにも腕が伴っていてすばらしいです。ちなみに中間レンズっていくらぐらいなんでしょうか?
Posted by Nezu at 2004年09月24日 11:35
アレレ変な画面が現れた・・・・・・
パソコンの故障かな?一瞬ドッキリしました。雨すだれですか?
二枚目からはまたまた驚きの連続不思議の世界に迷い込んだみたい。
Posted by jijii at 2004年09月24日 11:36
わずか1センチ強の定規の目盛りがこんなふうに撮れるとわ!

残念ながら拙者のデジカメは接写出来ないので、
思うようなイメージがなかなか撮れないのが:悩み。
Posted by 水花月 at 2004年09月24日 14:37
私も1枚目は見当もつきませんでした。2枚目を見て、分かりましたので、もう1回、戻ってやっとわかりました。毎回、見事な写真を見せていただいていますが、やはりたゆまぬ努力をされているのですね。接写の技術、読んでも、もちろん理解不能ですが、どこまでも追求する姿勢が素晴らしいです。私も違う分野で精進したいです。
Posted by スー at 2004年09月25日 05:12
私も一枚目を見たときは?でしたが、10円玉を見て!でした。カメラは、オートでしか撮ったことがないので読んでもよく分かりませんが、こんなのが撮れたら楽しそうですね。いいなぁ〜。
Posted by keiko at 2004年09月25日 07:28
>ことしゃん
ほんときりがないです。素人はこのくらいが限界です。

>Nezuさん
中間リングは単なるわっかなので高いと思ったのですが、値段的には一番薄いモノで7000円くらい、厚いもので17000円くらいでした。4,5種類ありました。これらを組み合わせると7種類くらいできるらしくて、合計すると3,4万にはなるようでした。でも結果的には私がやったテレコンバージョンを付ける方が結果的には良かったようです。
要するにレンズをカメラからいかに離すかですから、輪っかを入れるだけが中間リングの考え方、あいだにレンズを入れるのがコンバージョンレンズの考え方ということです。

>jijiiさん
一枚目は?と思わせるつもりはなく!と思わせるつもりだったのですが、わかりにくかったようですね。数字まで写せば良かったですね。

>水花月さん
コンパクトデジカメでもマクロの性能の高いのがありますが、ボケを調節したり、こういう風に遊んだりはなかなかできませんね。もちろんコンバージョンレンズもいろいろ売っているのでそれを使えば、かなり拡大もできるようです。やはりイメージ通り写そうと思ったら、一眼レフタイプがお勧めです。

>スーさん
いやー、スーさんは英語の分野でこだわって追求されていますから、いつも読ませて頂いて脱帽しています。
私の場合、カメラは努力と言うよりただ楽しんでやっているだけです。これ以上は本当に努力が必要な分野にはいると思いますが、もうこれ以上は必要を感じません。もっと素敵なシーンや題材を見つけて絵にしたいです。そっちの方が難しいでしょうね。

>keikoさん
最近はオートの性能が高いので、すごくきれいに撮れますよね。普通はそれでいいと思います。ただし、いつか、あれ?というように、自分のイメージと撮れた写真がかけ離れていることがあったとしたら、それからはカメラのマニュアルを読んだり、カメラをマニュアルで使い始めることになると思います。
Posted by Kiyo at 2004年09月25日 08:52
リバースリングといって、レンズを逆に付けるアダプターがありました。
逆というのは、一眼レフの場合、普段ボディー側に付けているマウント部を被写体側にして、普段、被写体側に向けている前玉の方をボディー側に付けるようにするものでした。
広角レンズでこれをやると、かなりの超アップの世界が見れました。
広角レンズを逆にするのは、顕微鏡と同じ原理で、近くのものを超アップで撮れます。
ただし、注意してないと被写体がレンズに当たるというアクシデントもありえます。
Posted by らっぱくん at 2004年09月25日 21:45
>らっぱくん、おはようございます。
リバースリングは知っておりました。ベローズも、今もカタログに載っていました。
でも、私の撮りたいものがその延長線にないので、拡大撮影ももうこのくらいでいいかなと思いました。
それより、どれだけ言い題材を見つけるか、それが問題ですよね。
雑誌を見ていると、皆さんすごい題材を見つけ、いいチャンスをものにしていますよね。なかなか私には難しいでしょうが、すこしでもいい写真を撮れたらなあと思います。
リバースリングはあまり高くなかったので、昔の28ミリf2.8を使って実験してみたいなあとも思っています。
Posted by Kiyo at 2004年09月26日 08:33
さすが巨大なCCDを備えてるだけあってISO400でも綺麗に撮れますね.シャッタースピードは稼げますが,うちの場合ノイズの塊となって後から画質を見てがっかりするので極力ISOを低めにと心がけてます.
Posted by Ritchie at 2004年09月26日 13:33
>Ritchieさん
雑誌の評価特集などではISO800までは実用できるとありました。
800で使ったこともありますが、やはり少しノイズは感じます。しかし写せないモノが写せるのだから、少しくらいのノイズはいいかなと許せる程度です。400では全く問題ありません。
だいたいがD70の場合、ISO200が基準ですから。400はすぐ近くです。
Posted by Kiyo at 2004年09月26日 20:25
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    コメント(11)