今は昔
友人から、写真を整理していたら私のが混じっていたからと8枚ほどメールで送ってきました。その中に、昔のパソコンの写真が入っていました。昔(1992年)はこんなのを使っていたのです。
パソコン:NEC PC−9800DX2
i486DX2/50 (pentium はもっと後でした。)
5インチフロッピーディスク
40MB外付けHDD(40GBではない)
メモリー2MB増設(2GBではない)
モニター:14inchCRT
パソコンの上にあるのは、上の右にあるのが、144/430MhzのUVF/UHFのアマチュア無線の器具です。上左が21Mhzの器具。下の薄いのがTNCというもので、アナログデータをデジタルデータに、またその反対に変換するもので、アマチュア無線でパケット通信をするためのものです。今で言う携帯のメールの交換を他の局とするためのものです。パソコンで入力した文をこれで変換し、無線機で電波として飛ばし、相手局が受けて変換し画面に表示するというのを繰り返して交信していました。またある局はホストになってそこのHDDに沢山の局が書き込んであるのを読んだりしていました。今のブログの文字版みたいなものです。
これがアパートの3階に設置していたアンテナです。右のFMのアンテナ見たいのが144/430Mhz用。これで調子が良いと、鹿児島の局、柳井の局、松山近くの山頂の局、平戸の局、などと交信できました。斜めに伸びているのが、釣り竿に電線を這わせて作った21Mhz用のホイップアンテナ。たった2Wの出力ですが、これで北海道やフィリピン、沖鳥島、香港、台湾、ロサンゼルス近郊などと交信できました。県は大分県を残すのみ、市は250くらい、郡も200近く交信しています。3年前に今の家に引っ越すときに全部分解してしまいましたので、無線も今は休止しています。今なら大きなアンテナも立てられるので、将来子供が手を離れたらまた再開しようかなと思っています。
しかし最近は144Mhzの無線機とインターネットをつないで世界中の参加局ときれいな音声で電話みたいに交信できるエコーリンクみたいなシステムができていますので、無線に魅力を感じるかその時になってみないと分かりません。ただ航空無線は聞きたいので、簡単な設備は復活させようと思っています。
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